さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2007年05月24日

水不足の緩和策

4月5日の道新によると、札幌市の2006年度の除雪費は127億円から128億円で当初予算の145億円より少なく済んだと報じていた。同じく5月19日の道新によると、札幌市の除雪業務費は札幌市民1人当たり8026円のコストがかかったと報じていた。民間の除雪業者や融雪槽などを個人で利用している場合は、個人負担がそれだけ増えている。
雪があまり降らない内地では雪対策費がかからないので羨ましくなる。

雪を厄介物と見ないで自然の贈り物と見たい。北海道でも雪氷の冷熱を建物の冷房や農産物の冷蔵に利用している地域がある。また、苫小牧でできた天然氷を東京臨海部のオフィスビル等の冷房に利用するためフェリーで海上輸送する実験が行われた。

毎年、盛夏になると九州や四国地方等でダムの貯水量が極端に少なくなり節水を強いられ、生活や経済が大打撃を受けていると報じられる。この水不足を緩和するために北海道の雪氷を大量に輸送し飲料用や工業用水等に利用してもらうことを提案したい。輸送費や雪氷の管理費などコストはかかるが、日常の生活や経済が被る影響を考慮すると役に立つと思う。  


Posted by 中嶋 at 15:26Comments(0)中嶋