さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2008年02月20日

ごみ総合計画案の意見交換その2

1月24日の市民意見交換会の後、札幌市の清掃事業について理解を深めたいと思い、環境事業部のホームページを開いた。「スリムシティさっぽろ計画」や清掃事業についてとても分かりやすく説明されていた。そこで感じたことなどを質問と意見としてまとめ環境事業部にメールした。返事は当てにしていなかったが、後日、ていねいな返事を頂いた。質問に対する回答には担当部署の電話番号まで添えられていたのには感激した。

主な質問:
 ・ごみ焼却で発生した熱エネルギー、電気等の売却額
 ・焼却灰はセメントの原料として売却できないか
 ・アルミ缶、スチール缶等の売却額
 ・リサイクル会社には何をどのような費用分担で引渡しているか
 ・不適切な分別に対する処理費用
 ・分別の細分化の可能性

担当部署が挙げたごみ処理の主な課題:
 ・「びん・缶・ペットボトル」や「容器包装プラスチック」はかさばるため収
  集効率が悪く、選別作業も必要なため「燃やせるごみ」や「燃やせな
  いごみ」に比べて経費が高くなる。
 ・分別を細分化すると分別方法が分かりにくくなるため、分別をあまり
  多くしないで欲しいという市民からの意見や、経費がかさむという懸
  念がある。

よりよい「ごみ処理」に向けて
 ・新しい制度や仕組みが効果を発揮するには、行政と市民のパイプを
  太くする必要がある。行政は現場の実態を把握し市民が使い勝手
  の感想や改善提案を出し易くする。
 ・ごみ処理施設で手間がかかっている事例(選別、ペットボトル・びん
  ・缶の清掃など)をごみを出している側に理解して貰う取組みを工夫
  する。その結果は経費削減に繋がる。
 ・ごみの選別への協力度が高い町内会を表彰するなどして協力の輪
  を広げる。 
 ・ごみの資源化(熱エネルギー、リサイクル製品)の経費を下げるため
  の工夫を出し合う。
   

   


Posted by 中嶋 at 00:47Comments(0)中嶋