さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2009年03月02日

住まいの雪処理対策

4年前の冬に東側と北側の窓が雪で塞がれ暗くなったので、急遽ルーフヒーティングを設置しました。屋根からの落雪はなくなりましたが、結氷防止用ヒーターの融雪能力が低いため屋根に載った雪は殆ど減っていないように見えます。雪の重みに耐えられるか気になっていたので、2月27日に北海道建築指導センター主催の月例住宅講座「住まいの雪処理対策」を聞いてきました。

講師は一級建築士の奈良謙伸さん、写真をたくさん使って説明してくれたのでとても分かりやすかった。
①雪を利用した冬の楽しみが全道各地で行われている。
②地震の揺れは建物の重さに比例するので屋根雪は落とした方が安全。
③建物の断熱性能と屋根裏の換気を良くしてスガモリを防ごう。
④堆雪空間を確保するため建ペイ率は概ね40%。
⑤落雪方向は安全かについて考慮する。
⑥雪処理労力を軽減するため利用頻度が高い空間を集約する。
⑦風下の雪庇発生にも留意する。

質疑応答も活発になされました。建物の図面を示してアドバイスしてもらっている人もいました。
自分も質問したところ、きしみなどの前兆がなければ心配ないとのこと、屋根雪の写真を撮って相談してくださいとのことでした。

会場に詰め掛けた40名位の人達は身近な問題なので真剣に聞いていました。有意義な話を聞けてよかった。
  


Posted by 中嶋 at 21:48Comments(0)中嶋