さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2010年02月27日

環境に優しい街路灯

夜道を照らす街路灯に水銀灯とナトリウム灯が使われています。ナトリウム灯はオレンジ色の光なので暖かく感じます。藻岩山のスキー場やトンネル内の照明灯はナトリウム灯が使われているので遠くからもはっきり視認できます。当町内会では水銀灯を使っていますがナトリウム灯もいいなと思っていたとき
札幌市の予算が発表され、市設街路灯整備(LED等)に410,500千円付けていました。LED灯は水銀灯やナトリウム灯よりも電気料金やCO2排出量が大幅に削減され長寿命ですが、積雪寒冷地での実績が少ないため、札幌市では昨年の9月から今年の3月までの冬期間、西区発寒地区の生活道路で照明器具メーカーの協力を得て実証実験を行い、その結果をもとに「街路灯整備指針」を検討し、本年度中に3千灯をLED灯に交換するとのことです。実証実験の結果が出る前に予算化して大丈夫なのかと疑問に思い、札幌市の「市民の声を聞く課」に問い合わせと提案をしました。

10日後の先週末に担当係長さんら2名の方がわざわざ我家を訪問されました。正式な回答文書で丁寧に説明してくれました。内部資料も見せて頂きました。実証実験協力事業者は主要なメーカーを含む22社、現場確認に行くと業者さんにもばったり会うそうです。業者さんにとっても不具合を発見できたり他社との比較がでるのでいい実験場になっているそうです。札幌市が所管している電柱取り付け型の水銀灯12千灯を4年かけて毎年3千灯づつLED灯に交換していく予定です。
冬季の小規模な実験や日本照明学会の支援を受けて調査した結果からも本年度の導入は可能と判断されたとのことです。
また、実験結果と評価基準の公表をされるそうですので楽しみです。
メールでは数回のやりとりになるところ、面談では1回で済みました。ありがとうございました。  


Posted by 中嶋 at 15:45Comments(0)中嶋