さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2010年10月08日

国勢調査結果の反映に期待する

9月末に町内会の会長さんが国勢調査の調査票の配布に来られました。10月1日の調査日を待って調査票に記入したところ、住宅の床面積以外は冊子の「調査票の記入のしかた」に目を通さなくてもほぼスムーズに記入できました。念のために冊子で確認したところ、分からない点などがあったためコールセンターに問い合わせました。即答できない点は確認して丁寧に答えてもらいました。

主な質問事項は以下のとおりです。
1.5年前にはどこに住んでいましたか
  「5年以上引き続き住んでいる人は記入する必要がありません」と説明しているのに、
  記入欄で「現在と同じ場所」を選択できる。
2.住宅の床面積の合計
  小数点以下は切り捨てるのか四捨五入するのかによって選択肢が変わる場合がある。
3.9月24日から30日までの1週間に仕事をしましたか
  少しも仕事をしなかった人の選択肢「その他(幼児、高齢など)」で、高齢は差別的な表現。
  働きたくても働けないない人(病弱など)は仕事を探す状態でない。高齢を年金受給に代える。
4.勤めか自営かの別
  労働者派遣事業所の派遣社員で、「次の場合は労働者派遣事業所の派遣社員とはしません」と
  あるが、それでは何になるのかの説明がない。

インターネットによる国勢調査について
 調査票は鉛筆で記入する以外に、東京都ではインターネットでも入力できるようになりました。
 確定申告と同様に国勢調査もインターネットを全国的に使えるようにして貰いたいと思います。
 総務省統計局のホームページから国勢調査のページを見てみると、冊子より詳細なFAQや
 「事業と仕事」が掲載されていて参考になりました。
 また、調査票の文字が小さく見ずらい場合は、「拡大文字調査票」が用意されていることをイン
 ターネットで知りました。冊子には説明ありませんでした。 
 インターネットのメリットは、ナビゲーションで入力が誘導されるので、入力漏れや誤入力が減
 り、自分に関係する事項の説明だけ表示できるし、数字や文字はフォントなので読みやすい。

一人ひとりの生活の質の改善に役立つ国勢調査への期待
 国勢調査は生活実態に即した行政運営の基準となる統計としてていねいに活かされることを期待
 します。
 どんなことで困っているのかを明らかにする観点から、以下の調査項目の追加を希望します。
 ①従業地又は通学地までの利用交通手段(交通整備計画、福祉対策)
  勤め人や学生以外の人が通院や買物などで利用している交通手段
 ②仕事を探していた人は、探していた期間(雇用対策)
 ③住宅の築年数と改修の有無(住宅対策と防災対策)
 ④教育(教育対策)
  中退やフリースクール

国勢調査が統計として意味を持つには全数検査と正確さが重要です。調査結果が一人ひとりに役
に立っていると分かるように今後知らせてもらいたいと思います。

     


Posted by 中嶋 at 13:14Comments(0)中嶋