さぽろぐ

  日記・一般  |  札幌市北区

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2011年12月19日

東海大学発行のフリーペーパーSAN2011冬号

不定期発行の標記のフリーペーパーが新聞に折り込まれてきました。東海大生が南札幌エリア地域の魅力を掘り起こして紹介しているので、「そうだったのか」、「そんないい所があるんだ」と再認識させられます。今回で4号になる紙面でも丁寧な取材と学生の率直な感想は読み応えがあります。「行ってみたくなる」、「やってみたくなる」、「大事にしたい」と思いました。写真やスタンプも効果的です。

今回の記事は、「新しくなる藻岩山の頂上」、「最近、広告付きのきれいなバス停が増えた訳」、「オールシーズン、フッズ!」、「真駒内で41年、マコマナイボウル」、「めぐって知る、南区のよさ」、「もいわ夏まつりと藻岩地区今昔」、「南区体育館の学生指導者」です。

編集後記で取材先の提案を募集していたので、フリーペーパーの感想と取材希望先を送りました。
翌日、担当教員からお礼のメールがきました。このようなフィードバックは大きな励みになると書かれていました。今後の発行に少しでも役に立ててもらえるならば嬉しいです。
  


Posted by 中嶋 at 12:53Comments(0)中嶋

2011年12月12日

第48回北大民研定期演奏会

一昨日、札幌教育文化会館で開かれた標記の演奏会をOBとして見てきました。
受付で青地に白い波が描かれた民研の法被姿の団員を見つけるとなぜかホットしました。会場は所々に空席が見られたもののこれから始まる演奏への期待は高まりました。開幕すると、いろいろな民舞の衣装を着けた団員が身体でリズムをとりながら思い切り歌っていました。彼らをキーボード、ギター、タンバリンの伴奏団が支えていました。

演目は物語風の演出の中で紹介されました。端的に踊りを解説してくれたので踊りのしぐさの意味をかみしめて見れました。
民舞は岩手県の「御神楽」から始まりました。5人の踊り手が太鼓、笛、ちゃっぱのお囃子に合わせて、元気のいい掛け声を発しながら笑顔で舞っていました。
鬼の面と重装備の衣装をつけて勇壮に舞う「鬼剣舞」に3人の女性がいたのには驚いたし頼もしいとも思いました。
「津軽じょんがら節」は強くしなやかに舞っていました。
「三宅島太鼓」は圧巻でした。太鼓を横に置き、左右の2人が腰を低く落として力強く叩きあう。叩き手は交代しながら打ち込む。一人の女性が男性に負けないぐらい力強く叩いていました。腹の底に響き渡る魂を揺さぶる和太鼓の迫力に圧倒されました。
「うたう会」では団員と客席が一緒になって松山千春の「大空と大地の中で」を歌いました。数名の団員は会場の中に入って観客と同じ目線で、みんなと一緒に歌うことの楽しさを示してくれました。
最後の「八木節」は、笛や太鼓などのお囃子と歌が踊りを盛り上げ若さがはじけていました。踊り手は傘を回したりして舞台狭しと踊りまくり民舞ならではの楽しさを伝えてくれました。

演じていた団員は20名ぐらいと、2年前に見たときよりも少なくなっていたので迫力がなく寂しいなと思っていましたが、三宅島太鼓のばちさばきを見て、和太鼓の響きていいな、太鼓の叩き手も息があって力強いなと感激しました。八木節もお囃子と踊りが一体となって舞台を作っていたし、縦横無尽に駆け巡る踊り手の躍動感は民舞の楽しさを十分に伝えてくれました。演奏終了後、団員が出口にずらっと並んで見送ってくれました。どの顔も達成感で生き生きと輝いていました。八木節で太鼓を叩いていた男性に「太鼓上手だったよ」と声をかけると「本当ですか」と満面の笑みを返してくれました。まだまだやってくれると確信した演奏会でした。

笛と鬼剣舞は外部で習い、太鼓は外部から借用したそうです。外部の協力者に感謝します。

  


Posted by 中嶋 at 18:53Comments(0)中嶋

2011年12月04日

東日本大震災の被害・対応と心のケア

12月1日、札幌エルプラザで北海道建築技術協会主催の標記の講演会が開かれ、建物の地震・津波被害と震災後の対応だけでなく心のケアまで幅広く紹介されました。実際に被災地に行って状況を確認し、アドバイスしたり、課題を見つけてこられました。

北海道建築工房の小室雅伸氏は「震災から学ぶ建物の丈夫さと居住性能の価値」
・耐震補強していない古い木造の建物の被害が大きい。内部結露で土台などの腐れが大きな原因
・建物は壊れなかったが暖房設備は使えなかった。無電力でも住まえる断熱・気密の建物が必要
・旧態依然の仮設住宅仕様なので寒さに弱く追加工事が発生。過去の試練から学ぶことが必要
住まえる・使える居住環境性能が備わった建物が「建築」であるという想いに共感しました。

北大の緑川光正教授は「建物の地震動・津波被害」
・地震動による被害
 大きな震度の割りに建物の被害が少なかったのは、短周期が卓越した地震動であったため
 内外装材や天井材などの非構造被害が多かった
 地盤が盛り土や谷埋めなどの場合、斜面崩壊や液状化による被害が目立つ
・津波による被害
 RC・鉄骨造建物が残存し木造建物が流出したのは柱脚の緊結度の違いによる
 流出物の衝突による被害を受けた建物が多い
 内外装材は被害を受けているが主要構造部材はあまり被害を受けていない

北大の岡田成幸教授は「間違っている人的被害軽減化政策」
・住宅の耐震化率の向上対策
 人的被害が起き易い建物を段階的に改修する
・家具の固定率の向上対策
 大地震では建物の揺れで固定用具も外れるので家具の固定だけでなく家具の配置など多重防御
 揺れで室内が散乱することによる負傷を回避するリアルタイム避難誘導ロボットシステムを開発中

室工大の前田潤准教授は「大震災におけるこころのケア活動の展開」
日本赤十字社が展開したこころのケア活動に参加して
・災害ストレスは、危機的ストレス、避難ストレス、生活再建ストレスなど多層的
・被災者だけでなく、支援者にも災害ストレスはかかってくるので支援者のこころのケアも必要
・傾聴と共感、支援者が側にいることが被災者にとって安心
・安否確認、水や食料の提供、トイレなどの衛生管理、住環境の整備、コミュニケーション、医療支援
・課題は関係する組織間の調整

今回の大震災の教訓を検証し、建物やまちづくり、コミュニティのあり方に反映したいものです。
   

  


Posted by 中嶋 at 17:47Comments(0)中嶋