坂の町南沢

昨日、北海道マラソンが大通公園を発着として行われました。３０℃で湿度が６０％以上もある蒸し暑い中、１万人以上のランナーが札幌の街を駆け抜けました。テレビ中継は午後からでしたがスタートは９時からでした。１時過ぎに地下鉄から大通り公園に出ると、走り終えた大勢の人達がゴールの方からゆっくり歩いてくるのに出会いました。公園の芝生は休んでいる人達で一杯です。走る前に預けた荷物を一時保管しておくポール製の棚も一杯で係員が管理していました。５丁目に行くと、北海道新聞の速報を配っていました。まだ走っている人がいるのに優勝者は既にゴールしていたのです。男子は予想通り川内さんが優勝しました。道庁の方からゴール目指して最後の力を振り絞って大勢のランナーが次から次と途切れることなく通過していきます。顔見知りの人を見かけると、大きな声で声援する人、拍手する人もいて、応援にも力が入るようです。ほとんど余力が残っていない人は歩くような足取りですが、完走するのは凄いことです。救護班の人は自転車に乗ってランナーの様子を見ながら駆け抜けてきました。アンパンマンの縫いぐるみを着たランナーもいました。蒸し風呂状態なのによく完走しました。応援に応えて手を振る余裕があるランナーもいました。

２時から６丁目の会場に行かなければならないのに、ランナーは途切れることがないので通りを渡る機会がありません。整備員さんが地下道から行けると教えてくれたので、その指示に従っていくと、北１条通りに地下道があり、やっと６丁目に着きました。
４２Kmのマラソンは走ったことはありませんが、高校のときに校内マラソンで全員が円山総合グラウンドを発着として何ｋｍだったかは忘れましたが、走ったのが一番長かったです。その何倍もの距離を走るマラソンはどんなに辛いことか想像もできません。ランナーの皆さんお疲れ様でした。