さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

ログインヘルプ


2013年02月13日

支え合う町内会ー生活道路の除排雪

一昨日、昨日と2日間にわたって生活道路の除排雪が市と除雪業者と町内会の3者によるパートナーシップで行われた。今年の累計降雪量は412cmと昨年より5割以上も多く、積雪量は107cmと昨年の倍になったため、昨年は1日で済んだものが今年は2日間になってしまった。

民間の排雪業者を定期的に利用している家の前はきれいに排雪されているが、利用していない家の前は雪山がうず高く積まれ道路にもはみ出ていた。このアンバランスな状況も連日の除排雪によって見事に解消され見通しがよくなり気持ちまでもよくなった。

作業は3回にわたり丁寧に行われた。1回目は大まかな除排雪、2回目は塀際や交差点や電信柱の周りなどの雪山を長い腕をもったバックホーで切り崩した後に排雪、3回目は路面の凸凹やわだちを除雪グレーダとタイヤショベルで削り取り平面にした後に排雪。運転手の実に巧みな操縦に感心した。排雪はロータリ車が雪山の雪を掻き込み併走するダンプに飛ばして投雪していた。ダンプは次々と交代して雪を積んでいく。狭い生活道路に大型のダンプが続々と入ってくる光景は壮観だ。その周りには細かな雪煙が舞っていた。1回目の大まかな除排雪が終了した後、近所の人たちが出てきて塀際の雪をスコップで取り除き道路に出していた。除雪車では塀を傷めないように30cm位の雪を残すためである。

やっと生活道路は同じ幅で一直線につながった。この日のために町内会では排雪費として年間5千円集めているが、それ以上の効果は得られたと思う。助け合う、支え合うという町内会の存続意義をかみしめた。  


Posted by 中嶋 at 14:10Comments(0)中嶋