さぽろぐ

  日記・一般  |  札幌市北区

新規登録ログインヘルプ


2013年05月27日

南加奈子・松原智美デュオコンサート

一昨日、渡辺淳一文学館で標記のコンサートが開かれた。フルートのクリアで優美な音色とアコーディオンの表現力豊かな音色が紡ぎ出す音楽に浸り幸せな気持ちになった。ピアノとフルートまたはアコーディオンとの組み合わせは聴いたことはあるが、フルートとアコーディオンの組み合わせは初めてだった。メロディを奏でるフルートと伴奏のアコーディオンの組み合わせもなかなかよかった。2人は留学先のパリで出会った音楽仲間で息もぴったり合ってトークも楽しかった。
松原智美さんは大学時代の音楽サークルの後輩の娘さんで、1ヶ月ほど前にコンサートの案内が手書きの手紙で送られてきた。娘を思う親の心情が溢れていた。奥さんと一緒に久しぶりに札幌を訪れるとのことなので再会も楽しみだった。

会場は80席ほどの小さな客席だが、舞台正面は天井から大きな白い布がいくつも垂れ下がり柔らかな温もりを感じた。天井は珍しい蛇腹折りの反響板(?)が付いていて音響効果が高い。開演時間になると、客席はほぼ満席になっていた。客席の照明が落とされ、会場の後方から白いドレス姿のフルート奏者・南加奈子さんと黒っぽい衣装姿のアコーディオン奏者・松原智美さんが舞台に上がっていくと華やいだ雰囲気になってきた。会場からは「待っていました」と拍手が起きた。オープニングはバロック音楽の「スペインのフォリア」。演奏が終わると、マイクを取って曲の解説をしてくれた。曲目はバロック時代から現代まで、ヨーロッパから南米、日本までと時空を超え幅広い。智美さんが演奏するクラシック・アコーディオンは音域が広くクラシック曲も演奏できるように改良されたものとのこと。面白かったのは左手側のボタン一つで和音を出せること、コンバータスイッチでピアノと同じように単音に変換できることだった。物凄く早いテンポの曲では素早く飛び跳ねる指の動きに見惚れ感動した。日本の曲として新藤兼人監督の「裸の島」の主題曲(林光の創作曲)を取り上げてくれたのも嬉しかった。お馴染みのシャンソン「パリの空の下にセーヌは流れる」を聴くと自然と体が左右に揺れる。ラストは「チャルダーシュ」でジプシーの哀愁と情熱を見事な演奏で締めくくった。客席から2人の演奏者に「感動した、ありがとう」の大きな拍手が送り続けられた。それに応えてアンコール曲も演奏してくれた。確かな演奏技術と音楽に対する感性、情熱に感動した。これからも活躍して欲しい。
席を立った誰もが満足したように顔は紅潮し目が輝いていた。誰かにこの感動を伝えたい!。
   


Posted by 中嶋 at 19:44Comments(0)中嶋

2013年05月05日

フルートとアコーディオン デュオコンサートのご案内

学生時代に入っていた音楽サークルの後輩から、クラシックアコーディオン奏者の娘が旭川在住のフルート奏者の南加奈子さんとデュオコンサートを札幌で開くことになったので聴きに来てほしい という手紙をもらった。サークル出身者でプロの音楽家になった人には、民族芸能関係と声楽家には何人かいるが楽器奏者にはいなかった。プロの楽器奏者として活躍している娘さんが出てきたことは、親同様に嬉しい。娘さんは8歳からアコーディオンに親しみ、高校卒業後、パリとドイツに留学し、ドイツでは音楽学校の講師も勤めていたそうです。10年後に日本に戻ってからは、アコーディオン教室を開きながら、いろいろな演奏会に出演したり、講師をしたりして普及と技術向上に精力的に活動しています。

クラシック・アコーディオンはスタンダードなアコーディオンより音域が広いので、クラシック曲も演奏可能です。アコーディオンが盛んなヨーロッパではアコーディオンがオーケストラの一員になることもあるそうです。民謡、シャンソン、ジャズ、ポピューラ音楽の演奏にと幅広く使われています。以前、アコーディオン演奏でシャンソンを聴いたとき、パリの街中のいるような心地よい錯覚に陥った覚えがあります。今回は二つの楽器でどんな音空間が創り出されるのか楽しみです。

南加奈子×松原智美デュオコンサート札幌公演
 日時 5月24日(金) 開場18:30 開演19:00
 会場 渡辺淳一文学館(札幌市中央区南12条西6丁目414 TEL:011-551-1282)
            コンサートホール「Kitara」西向い
 チケット 2,500円
 プログラム マラン・マレの「スペインのフォリア」
       イベールの「物語」
       ピアソラの「リベルタンゴ」、「オブリヴィオン」、「白い自転車」
       バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」
       林光の「裸の島」(編曲・野田雅己)
       他

札幌ではあまり演奏されることのないフルートとクラシック・アコーディオンの演奏を一人でも多くの方に楽しんでもらいたいと思います。  


Posted by 中嶋 at 22:17Comments(1)中嶋