坂の町南沢

寝返りすると首の回りが痛い。むち打ち症になったみたいだ。一昨日と昨日に実施した家の周りの雪かきが原因らしい。
札幌の積雪は平年より３割多い７９ｃｍだが、南区のこの地区は１ｍぐらいある。
一昨日は屋根から落ちた雪が１階の窓を覆いだしたので、窓ガラスが割れない内にと雪かきをした。
こんもりとした雪山をスコップで掻き出し庭の空き地に放り上げる。雪質は下の方にいくにしたがって硬くなるので、力を入れてかき出す。
雪山が低くなるにつれて放り上げる高さが増すので、力を入れて放り上げる。たかが数メートルの通り道を作っただけなのに、汗をびっしょりかいてしまった。
昨日は車庫の屋根の雪下ろし。車庫は隣家と我が家に挟まれているので、雪を捨てれる場所は車庫前と後の空き地しかない。屋根に上って
雪を切り出して、車庫の前後の端まで運び、そこから放り投げる。通りかかった近所の人が「危ないから気を付けて」と声を掛けてくれた。
屋根は平坦なので雪と一緒に滑り落ちることはないが、その声に改めて上を見ると、２階の屋根から雪がせり出していた。危ない、危ない。
１０ｃｍほどの雪を残して屋根から降りた。車庫前に降ろした雪は道路脇の歩道に積み上げて全て完了した。
冬が終わるまで、これからも雪かきは続くが、無理をしないで雪と付き合わないと体がもたない。
ちなみに、札幌市の除雪費は２００億円を超えるという。なんとももったいない話だ。雪の特徴を利用した省エネの除雪はできないものだろうか。雪の研究者に検討してもらいたい。