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2007年03月16日

岡田 弘北大教授の最終講義

3月14日に岡田 弘北海道大学大学院理学研究院教授の最終講義を聴いてきた。私は先生の2年後輩の同窓生であるとともに学生サークルも同じでした。先生はいつも気さくに暖かく接してくれました。そんな岡田先生が定年退職を迎えられ最後の講義を行うというので是非とも参加したく行ってきました。会場には大学関係者や同窓生ばかりでなく札幌管区気象台や一般市民など約200名が集まりました。既に数社のTV局がカメラを構えており改めて先生の偉大さを感じました。

最終講義の内容は3月15日の道新に掲載されたが、パソコンに蓄えられた膨大な映像資料を映しながら説明してくれた。印象深かったことは、①休んでいても自然災害が発生したときは緊急に呼び出された。もう少しで自由人となり開放されるのが楽しみだ。②海外留学で基礎研究に専念できたおかげで博士号を取ることができた。③噴火の現場に近づいて観測したときは数多くのヒアリハットを経験した。④地域の行政、観光協会、住民の防災に対する意識改革を粘り強く続けることによって変わってきた。⑤地球的な視野をもって、地域で地道な行動(観測、分析、教育)をすることが重要だ(Act Locally、Think Globally)⑥子供への教育は子供を通して親や祖父母にも影響を与えることができる。⑦災害の記録(現象、対策)を次世代に引き継ぐことは防災面で有効。

最終講義の後にホテルで祝賀会が行われた。先生へ送ることばでは、各年代の方が思いで話、エピソードをつぎつぎに披露してくれた。北大を退官されて16年になる方からは「先生の地域の人達との繫がりづくりに感銘を受けた。最終講義もオープンで良かった」。
花束贈呈は3組もあり、和やかな雰囲気に包まれた祝賀会であった。


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Posted by 中嶋 at 01:18│Comments(0)中嶋
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