2008年03月19日
北大のシンポジウム「大地震はどのようなところで起こるか」
去る15日に北大の学術交流会館で開かれたシンポジウム「大地震はどのようなところで起こるか」を聴いてきた。北海道周辺の地震発生と地下構造について最新の研究成果が市民にも分かり易く説明された。共同で観測や研究をされた北大以外の研究者の発表もあった。実験や観測の対象が地球なので研究者同士が学閥や国境を越えて連携することは研究を進める上で有効で刺激的なんだなと思った。
発表で印象に残ったのは、①日本列島は太平洋側と日本海側のプレートに挟まれているので地震が発生し易い、②海底と陸の下にあるプレートの等高線が作られつつある、③地震発生前後で地盤にかかる応力の向きが逆になることをGPS観測が示した、④海底地震観測に様々な工夫が凝らされた自己浮上式海底地震計が広く使われている、⑤解析技術(シミュレーションプログラムなど)が発達している、⑥地殻の密度分布や電気伝導度分布と地震との関連性が分かりつつある。
地震の起こり方を理解することによって地震への備えも適切なものになるので、これからもこのような企画を続けて貰いたい。
発表で印象に残ったのは、①日本列島は太平洋側と日本海側のプレートに挟まれているので地震が発生し易い、②海底と陸の下にあるプレートの等高線が作られつつある、③地震発生前後で地盤にかかる応力の向きが逆になることをGPS観測が示した、④海底地震観測に様々な工夫が凝らされた自己浮上式海底地震計が広く使われている、⑤解析技術(シミュレーションプログラムなど)が発達している、⑥地殻の密度分布や電気伝導度分布と地震との関連性が分かりつつある。
地震の起こり方を理解することによって地震への備えも適切なものになるので、これからもこのような企画を続けて貰いたい。
Posted by 中嶋 at 19:48│Comments(0)
│中嶋