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2009年11月19日

作業療法士 藤原 茂さんの仕事の流儀

一昨日、NHKテレビの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。作業療法士の藤原 茂さんがリハビリ介護施設に通所している方々と同じ目線で向き合っている姿に感銘を受けました。

高価なリハビリ機器を導入しなくても、通所者の心を動かせば身体は動くようになると、楽しそうな娯楽や趣味をリハビリのメニューに盛り込んでいます。驚いたことにカジノも夢中になるのでいいようです。廊下の壁には漢字の読み方クイズの紙が貼られています。答はその紙の裏の紙に書かれているため、腕を上げて紙をめくらなければならない、また、紙も高い位置や低い位置に貼ってあるため、姿勢を変化させなければならないなど、リハビリになるような工夫をされています。

身体の機能回復だけでなく人生を回復させる取組みでは、片手麻痺の女性が片手でも料理できる工夫をして、同じような境遇の人を教えるまでになり、人の役に立てたと実感したそうです。顔の表情も生き生きと輝いていました。「病気になったおかげです」とはなかなか云えないものです。身体の機能が元通りに回復しなくても人生は回復できるということを教えてくれました。

藤原さんの通所者への接し方は、一般社会でも参考になると思います。



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Posted by 中嶋 at 21:06│Comments(0)中嶋
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