2010年02月14日
NHKプロフェッショナル 仕事の流儀 岡田倫代
去る2月9日、NHKテレビで標記の番組を見ました。副題は「定時制高校、明日への一歩」。
岡田さんは定時制高校の教師です。定時制高校は昼間に働く若者が多かったが、今は不登校や中退などさまざまな事情を抱えた若者が増えているといいます。自分に自信が持てない多くの生徒に真正面から向き合っている姿勢に感動しました。
居場所つくり
岡田先生の授業はゆっくり進みます。分からなければ繰り返し教え、さりげなく褒めることも忘れません。岡田先生は生徒への声掛けを大切にしているので、休み時間や放課後には、生徒が職員室に来て雑談を楽しんでいます。何でも話せる雰囲気つくりを心がけているのです。自分に自信が持てない生徒の心を癒し、自信を取り戻させてこそ、学習意欲はついてくると考えています。
ピアサポート
岡田先生は放課後に「ピアサポート」という課外授業をしています。同世代の悩んでいる仲間にどう接しどう支えれば良いかを話し合います。相手の話を肯定的に捉え支えあうことによって「自分は役に立っている」という思いが生徒の中に育まれていきます。
寄り添いと見守り
岡田先生は相談に来る生徒に対して、ああしろこうしろとは云いません。生徒の横にそっと寄り添い見守っていれば、次第に生徒は自ら考え、自ら進むべき道を見つけ出すと考えています。生徒の自主性を重んじているのです。心の奥に潜んでいる本質的な問題を話し出すのを辛抱強く待ち、心を開いて話しかけてきたとき優しく支えてあげます。生徒が本来持っている輝きを取り戻したとき、岡田先生は生徒に助けられたと云います。
岡田先生の人としての係わり方は、教育現場だけでなく家庭や社会にも通じる大切なことだと思います。先を急ぎ過ぎないで、ゆとりをもって支えあいたいものです。
岡田さんは定時制高校の教師です。定時制高校は昼間に働く若者が多かったが、今は不登校や中退などさまざまな事情を抱えた若者が増えているといいます。自分に自信が持てない多くの生徒に真正面から向き合っている姿勢に感動しました。
居場所つくり
岡田先生の授業はゆっくり進みます。分からなければ繰り返し教え、さりげなく褒めることも忘れません。岡田先生は生徒への声掛けを大切にしているので、休み時間や放課後には、生徒が職員室に来て雑談を楽しんでいます。何でも話せる雰囲気つくりを心がけているのです。自分に自信が持てない生徒の心を癒し、自信を取り戻させてこそ、学習意欲はついてくると考えています。
ピアサポート
岡田先生は放課後に「ピアサポート」という課外授業をしています。同世代の悩んでいる仲間にどう接しどう支えれば良いかを話し合います。相手の話を肯定的に捉え支えあうことによって「自分は役に立っている」という思いが生徒の中に育まれていきます。
寄り添いと見守り
岡田先生は相談に来る生徒に対して、ああしろこうしろとは云いません。生徒の横にそっと寄り添い見守っていれば、次第に生徒は自ら考え、自ら進むべき道を見つけ出すと考えています。生徒の自主性を重んじているのです。心の奥に潜んでいる本質的な問題を話し出すのを辛抱強く待ち、心を開いて話しかけてきたとき優しく支えてあげます。生徒が本来持っている輝きを取り戻したとき、岡田先生は生徒に助けられたと云います。
岡田先生の人としての係わり方は、教育現場だけでなく家庭や社会にも通じる大切なことだと思います。先を急ぎ過ぎないで、ゆとりをもって支えあいたいものです。
Posted by 中嶋 at 20:22│Comments(0)
│中嶋