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2010年11月22日

石狩川治水100年記念コンサート

先週の木曜日に標記のコンサートが札幌コンサートホールキタラで行われました。コンサートの応募案内を道新で見つけ応募したところ当選しました。川にちなんだクラッシックの名曲が札幌交響楽団の演奏で聴けるというので楽しみにしていました。会場は続々と詰めかける聴衆で満員になりワクワク感が感じられました。円光寺雅彦氏の指揮で第一部はヘンデルの「水上の音楽(ハーティ版)」、J.シュトラウスⅡのワルツ「美しき青きドナウ」、スメタナの連作交響詩「我が祖国」よりモルダウが演奏されました。

舞台の直ぐそばの席で聴いていたので指揮者のほとばしる息遣いと迫力を感じました。空気を震わす大音響を奏でる打楽器と金管楽器は後方、低音のベースとなる響きを奏でる弦楽器は右側、メロディを奏でる弦楽器は左側から聴こえてきます。このような配置であるからこそそれぞれの楽器が響き合い深い味わいを醸し出していることに納得しました。大人数の演奏にも関わらず誰一人としてずれることもなく一つの音として聴けたのには感服しました。同じ楽器であっても演奏の技術によっていろいろな表現ができることにも感銘を受けました。

「美しき青きドナウ」は、会社に入って最初に購入したカセットで、その美しい旋律に癒され何度も聴いたものです。新年のテレビのニューイヤコンサートでもこの曲が演奏されるので毎年楽しみにしています。川のせせらぎはバイオリンで見事に表現していました。モルダウはNECの121wareニュースで配信している「パソコンで聴くクラッシック」で印象に残っていた曲でしたので、生で聴けて本当に良かった。

第二部も円光寺雅彦氏の指揮で佐藤眞作曲、阿久悠作詞の交響詩「北の大地」(石狩川治水80周年記念委嘱作品)が演奏されました。のどかに流れる石狩川周辺の自然、石狩川の氾濫による水害、河川改修後の生活を楽しむさまなどをダイナミックに表現していました。100名の合唱団(札響合唱団、札幌アカデミー合唱団)が舞台の後方の客席から「子供たちよ」を高らかに歌い上げ、オーケストラと一体となって凄い迫力でした。

演奏終了後、帰途に着く人々は幸せそうな表情を浮かべ余韻に慕っているようでした。これだけ多くの人が同じ空気感を共有し幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。


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Posted by 中嶋 at 12:43│Comments(0)中嶋
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