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日記・一般  |札幌市北区

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2010年12月04日

母の手術

生まれて始めて手術を受ける母に付き添い妹と札幌市立病院に行きました。入院手続きを済ませ病棟で担当看護師さんから洗面所や洗濯所、お風呂などの施設を案内された後、病室に案内されました。4人部屋で廊下には既に名札も出ていました。同部屋の3人に挨拶すると皆さん温かく迎えてくれました。母と同じ日に手術を受ける人もいました。病衣に着替え、別室で看護師さんから問診を受けました。入院前に渡された何枚もの用紙に本人と家族の病歴などを記入してきたのでその確認をされました。手術室担当の看護師さんと麻酔科の医師も説明にこられました。本当に手術を受けるんだという気持ちになってきたようです。久し振りにお風呂にも入れてもらい爽やかな表情で戻ってきました。

手術は翌日の一番なので、その前に妹と病院に行きました。あまり眠れなかったとかでソワソワしていました。ベッドごと運ばれて、レントゲンを受けた後、手術室に運ばれて行きました。予定では1時間と云われていましたが、その時刻になっても出てきません。想定外のことが起きたのかと心配になりました。2時間後にやっと出てきました。妹が声をかけましたが、目を閉じて辛そうに息をしていました。看護師さんによると、麻酔から覚めきっていないようです。病室に戻ってからもしきりに脚の裏側が痛いと云って自分の手で揉みます。代わりに揉んでやると「もっと強く」、「擦るように」と訴えます。看護師さんに体勢を変えてもらうと楽になったのか少し眠りました。やがて再び痛みが襲ってくると、目をつぶったまま辛そうに「痛い」、「痛い」と訴えます。看護師さんを呼んで点滴に痛み止めの薬も入れてもらいました。脚の痛みを取る手術を受けたのに、手術前と痛みが変わらないのは何故と思いましたが、看護師さんが「手術で神経を圧迫していたところを取り除いたので痛みが出ているけど、だんだん良くなってくるんだよ」と励まされました。母は「そんな楽天的なことを云ったって痛いんだから、何とかして」と本当に辛そうです。このような状態がずっと続くのかと心配になりましたが、看護師さんはその場合はもっと強い痛み止めの注射も考えていると云われ少し安心しました。妹は母を気遣い消灯の時間まで付き添ってくれました。

昨日の辛そうな様子が気になり翌日も病院に行きました。昨日とは打って変わって穏やかな表情をしていたのでほっとしました。妹によると、昨夜、先生が来られて「痺れは残るかもしれないが、痛みは取れます」と話したそうです。脚を持ち上げたり、足首を反らしたりはできますが、右足と左足では感覚が違うようです。点滴は外れていましたが、手術跡からの血抜きと導尿の管は付けたままです。看護師さんはそれらの袋を取り替えて気持ちよくしてくれたり、患者の話を嫌がらずに聞いて素早い対応をしてくれるので本当に感謝しています。


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Posted by 中嶋 at 18:47│Comments(0)中嶋
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