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2011年11月01日

南沢地区での防災研修会

一昨日、南沢福祉会館で標記の研修会が開かれました。チャレンジ日記3の岡村さんが全体的な報告をされてますので、特に印象に残った点を中心に述べたいと思います。
札幌に最も近い活断層は美唄市から安平町まで続く「石狩低地東縁断層」だが、伏在活断層には西札幌、月寒、野幌の3箇所があります。それらの地域は柔らかい地層の下に硬い地層が続き、境界は褶曲構造になっているので、直下型地震が起きると液状化になる可能性が高いとのことです。シミュレーション札幌大地震の映像も放映されました。厳冬期の都会で大地震が起きたときの怖さを感じました。3.11東日本大地震では東京で帰宅難民の問題が起きましたが、札幌でもその備えは大事だと思います。

地震の備えは、市民、市、流通、救援物質の順になるので、市民の備えが大切だとのことです。阪神・淡路大震災では家屋倒壊で閉じ込められた人の内、80%は地域住民により助け出されたということもそのことを示していると思います。備えをしているから大丈夫だと油断せず、自然に対して畏敬の念をもつことが減災に通じると思いました。

災害時要援護者対策では、事例として南区の石山ひまわり町内会の取組みが紹介されました。要援護者の把握と支援体制の確立、日頃の声掛けと見守り、要援護者と支援者の情報を更新するルールを運用しているそうです。10月号の広報さっぽろの南区版で町内会長さんのインタビューが載っていました。計画的に手順を踏んで粘り強く取り組まれています。要援護者とは自分や家族だけでは避難できない人で、高齢者や障害者、妊産婦、幼児、外国人などですが、その中にも自力で避難できる人もいれば、災害時にたまたま病気で寝ている人もいるかもしれません。本当に困っている人を助け出すには、日頃からの近所づきあいが大事になってきます。当町内会ではジンギスカンパーティと新年会に大勢の人が参加して交流していますが、更に盛り上げて参加者を増やせたらいいなと思います。支援者もいつかは要援護者になるかもしれないのでお互いに相手を思いやる心がけをしたいものです。
参加者から「支援者は介護などの技術研修を受けることが必要だ」との指摘がありました。

今回、配布された資料「地震防災マップ」、「災害時支えあいハンドブック(概要版)」、「災害時要援護者避難支援対策について」、「支援サンプル」は分かりやすくまとめられているので町内会で活用したい。


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Posted by 中嶋 at 00:12│Comments(0)中嶋
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