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日記・一般  |札幌市北区

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2011年12月12日

第48回北大民研定期演奏会

一昨日、札幌教育文化会館で開かれた標記の演奏会をOBとして見てきました。
受付で青地に白い波が描かれた民研の法被姿の団員を見つけるとなぜかホットしました。会場は所々に空席が見られたもののこれから始まる演奏への期待は高まりました。開幕すると、いろいろな民舞の衣装を着けた団員が身体でリズムをとりながら思い切り歌っていました。彼らをキーボード、ギター、タンバリンの伴奏団が支えていました。

演目は物語風の演出の中で紹介されました。端的に踊りを解説してくれたので踊りのしぐさの意味をかみしめて見れました。
民舞は岩手県の「御神楽」から始まりました。5人の踊り手が太鼓、笛、ちゃっぱのお囃子に合わせて、元気のいい掛け声を発しながら笑顔で舞っていました。
鬼の面と重装備の衣装をつけて勇壮に舞う「鬼剣舞」に3人の女性がいたのには驚いたし頼もしいとも思いました。
「津軽じょんがら節」は強くしなやかに舞っていました。
「三宅島太鼓」は圧巻でした。太鼓を横に置き、左右の2人が腰を低く落として力強く叩きあう。叩き手は交代しながら打ち込む。一人の女性が男性に負けないぐらい力強く叩いていました。腹の底に響き渡る魂を揺さぶる和太鼓の迫力に圧倒されました。
「うたう会」では団員と客席が一緒になって松山千春の「大空と大地の中で」を歌いました。数名の団員は会場の中に入って観客と同じ目線で、みんなと一緒に歌うことの楽しさを示してくれました。
最後の「八木節」は、笛や太鼓などのお囃子と歌が踊りを盛り上げ若さがはじけていました。踊り手は傘を回したりして舞台狭しと踊りまくり民舞ならではの楽しさを伝えてくれました。

演じていた団員は20名ぐらいと、2年前に見たときよりも少なくなっていたので迫力がなく寂しいなと思っていましたが、三宅島太鼓のばちさばきを見て、和太鼓の響きていいな、太鼓の叩き手も息があって力強いなと感激しました。八木節もお囃子と踊りが一体となって舞台を作っていたし、縦横無尽に駆け巡る踊り手の躍動感は民舞の楽しさを十分に伝えてくれました。演奏終了後、団員が出口にずらっと並んで見送ってくれました。どの顔も達成感で生き生きと輝いていました。八木節で太鼓を叩いていた男性に「太鼓上手だったよ」と声をかけると「本当ですか」と満面の笑みを返してくれました。まだまだやってくれると確信した演奏会でした。

笛と鬼剣舞は外部で習い、太鼓は外部から借用したそうです。外部の協力者に感謝します。



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Posted by 中嶋 at 18:53│Comments(0)中嶋
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