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日記・一般  |札幌市北区

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2013年04月25日

義父の逝去

義父(家内の父)が亡くなった。旭川の義母から義父が肺炎で入院したと知らせてきたが、その後、容体は安定していると連絡があったので少し安心していた。近いうちに胃瘻にする予定もあったが、その前に急に亡くなった。その知らせを聞いた家内は悲しみに堪えられず泣きながら義母の家に急いで向かった。家内から葬儀の日程を知らせてきたので、ペットを預ける手配をし、横浜の長女と仙台の次女に連絡した。ショックを受け落胆した様子が電話を通して伝わってきた。葬儀には出なくてもいいと云ったが、最後の顔を見たいと泣きながら家内に電話してきたそうだ。急遽、飛行機で来ることになった。思いがけず2年ぶりに娘たちと次女の孫に会えることになった。通夜の前日の深夜に旭川に行き、翌朝、義母にあいさつした。義母は看病疲れですっかり痩せていた。柩の窓から覗かせてもらうと、眠っているようで実に安らかな死に顔だった。精一杯生きてきた誇りを感じた。義父の妹さんが数日前から泊まり込みで来ていた。義母の傍で話し相手になったりして励ましていた。なんて素晴らしいことだろう。親戚の人が車で続々とやってきて賑やかになってきた。初対面の人が多いが、義父の思い出話で盛り上がった。「義父と一緒に昔の写真を見ながら当時の話を聞かせてもらうのが楽しみだった」、「年賀状に昔の頃の話をしたいと書いてあったので、ここに来て2日間夜遅くまで話をしたので、思い残すことは何もない」、「顔を叩いてくれと言われ、軽く叩いたが、もっと強く叩いてくれと云われた。今考えるとそれが感謝だったのかもしれない」。

娘たちも駆けつけてきた。義母が柩の中の義父に「遠くから来てくれたんだよ」と話しかけると、娘たちはしっかりとおじいちゃんの顔を見つめ涙ぐんでいた。孫娘は「可哀相だね」と神妙な顔をして云う。
斎場には、親戚の他にも元の職場の人、町内会の人、老人会の人など大勢の方が参列していた。妹夫妻も札幌から来てくれた。妹は次女の仙台での結婚式で義父に会っている。葬儀委員長は義父が生前から指名していた人で、弔辞の中で義父の経歴、特技などを紹介した。
翌日の葬儀では、家内が出棺前のあいさつをした。前日、義母から繰り上げ法要の挨拶を頼まれた。雛形に一番言いたいこと(これからも義母へのお付き合いをお願いする)を追加して発表した。ペットを引き取るために家内と娘たちより一足先に札幌に戻った。娘たちや孫が来て賑やかな楽しいひと時をもてた。
義父が安心できるように、残された者は力を合わせて幸せになるように務めたい。


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Posted by 中嶋 at 18:01│Comments(0)中嶋
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