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2014年05月09日

讀み継がれてほしい

3月中旬、妹が父が残していった書籍や冊子やアルバムなどをダンボール20箱に詰めて送ってきた。まず置き場所に困った。かみさんの機嫌を損なわないように押し入れや2階の廊下や書斎に積み上げた。これらの処分を任されたが、実際に積み上げてみるとボリュームに圧倒された。50年間にわたって集めたもので、活版のものもあればガリ版刷りのもの、また手書きのものまである。紙が変色して讀みずらいものも多い。大雑把には整理されていたが、一箱ずつ開けて不要なものと残したいものに判別した。不要なものとは主に重複したもので結構多い。
ガリ版刷りの文集などは綴じているホッチキスが錆びているものもあったが、それらをひとつづつ外した。我々と関係するものを見つけると懐かしくなる。またアルバムや手紙などから父がどのように慕われていたかが分かった。こうした地道な作業が2カ月ぐらい続き、やっと整理できた。それらのリストを作り、古本屋に処分を依頼した。古本屋さんはさっそく翌日に来てくれ品定めをした。①創刊号から揃っている、②破損していない、③明治や戦前など古いもの、④有名人が書いたもの、などが売れるそうだ。希少価値を重視していた。戦前、戦中の田舎の学校の文集など庶民の生き様を描いたものには興味を示さなかった。一冊も買ってもらえないと思っていたら、10箱まとめて買ってくれた。まったく売れないかもしれないが、あとは私どもの責任で処分すると言ってくれた。古本屋さんのネットワークを活用するそうだ。1冊でも多く讀み継がれてほしい。


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Posted by 中嶋 at 12:00│Comments(0)中嶋
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