2016年05月08日
熊本地震の教訓を生かそう
今日もいつものように、パンと牛乳の遅い朝ごはん、パソコンでインターネット三昧、夜はシャワーだけの入浴、遅い晩ごはん、興味があるテレビを見て、愛犬とともに布団に入る。こんな日常生活が大地震で一変したら、たちまち熊本地震の被災者と同じ境遇に陥る。余震におびえながらの不自由な生活はいつまで続くのだろうか。心身とも耐えられない状況に追い込まれているのではないかと心が痛む。
大地震のたびに繰り返される被災者の苦しみや辛さを軽減させるには、これまでの辛い経験から学んだ教訓をみんなが自分のこととして共有し生かしていくことが大事だと思う。そのためには、国がやること、自治体がやること、民間がやること、家族一人一人がやることを冊子にまとめるなど共有化する取り組みが有効だと思う。広域の連携、行政と民間(企業、NPO、町内会、ボランティアなど)の連携、現役とOBの連携を普段から取り合い訓練を重ねることでいざという時に適切に機能するのではないだろうか。
●災害に備える
<耐震化>
・小学校などの基幹避難所だけでなく、福祉避難所、自主避難所候補(公民館、地区会館など)、
さらに避難に配慮を要する者が利用する老健施設や入院患者がいる病院の耐震化を急ぐ。
・木造住宅の耐震化は、費用負担を大幅に軽減する助成が普及の鍵。
・空き家やブロッケ塀などを診断(ひび割れ、傾き、欠落)し安全マップを作成する。
・本震でどこがどのように壊れたか(どこが弱かったか)、余震でさらにどこがどのように壊れて
いったかを調べ、耐震化のガイドラインを見直す。
・屋根に雪があるときの壊れ方を調べてガイドラインを作成する。
・倒壊しても生存スペースがどこにどれだけ残るかの目安を調べてガイドラインを作る。
<アウトドアライフの体験>
・登山やキャンプなどのアウトドア体験をしていると、避難所や野外での集団生活に馴染みやす
い。どこでも寝れる、非常食に慣れる、電気やガスを使わなで自炊できる。
<生活に役に立つ科学の普及>
・上下水道が使えなくなると、生きていく上で必要な飲み水とトイレにまず困る。耐震化された貯水
施設や井戸と雨水や川の水などを浄水する機器を普及させたい。
・水なしで使える簡易トイレには、バイオの力で糞尿を分解する方法と凝固剤で糞尿を固める方法
などがあり普及させたい。
・夜は灯りがないと不安なので、ガソリンを使う発電機だけでなく、持ち込みできる高出力のソー
ラー発電機や風力発電機と蓄電池を開発してもらいたい。
・活断層があることは分かっていても、いつ起きるのかは正確に予測できていない。隣り合う岩盤
に圧力がかかると、岩盤にひび割れなどのひずみが発生したり高密度になると考えられる。
MRIで人体を透視するように地球内部を透視する測定技術、温度や密度などの物性の変化を
捉える技術を早急に開発してもらいたい。
●被災時のストレスを減らす
<安心して休める場所の確保>
・妊婦さんや小さな乳幼児を抱えた家族、持病や障害がある人を抱えた家族、ペットがいる家族
は、周りに迷惑をかけることを心配して、避難所の中に入れない人が多い。
地震の被害が少ない周りの市町村の施設(ホテルなど)で一時的に受け入れてもらいたい。
・残念ながら、避難している家を狙った空き巣の被害が発生している。他県の警察だけでは足りな
いので、警察OBや地元をよく知っている町内会などの地域コミュニティが協力してパトロールす
る。
<情報発信のあり方>
・避難生活に必要な情報は、避難所にいる人たちより、家に残っている人や自主避難している人
に届きにくい。どうやって情報を届けるか、どんな情報を必要としているのか。地域のラジオ局
やFM局、新聞社などと連携して、正しい情報、必要とされている情報を収集・吟味し発信する。
情報の御用聞き役が情報の発信元と受取人の橋渡し役をする。
大地震のたびに繰り返される被災者の苦しみや辛さを軽減させるには、これまでの辛い経験から学んだ教訓をみんなが自分のこととして共有し生かしていくことが大事だと思う。そのためには、国がやること、自治体がやること、民間がやること、家族一人一人がやることを冊子にまとめるなど共有化する取り組みが有効だと思う。広域の連携、行政と民間(企業、NPO、町内会、ボランティアなど)の連携、現役とOBの連携を普段から取り合い訓練を重ねることでいざという時に適切に機能するのではないだろうか。
●災害に備える
<耐震化>
・小学校などの基幹避難所だけでなく、福祉避難所、自主避難所候補(公民館、地区会館など)、
さらに避難に配慮を要する者が利用する老健施設や入院患者がいる病院の耐震化を急ぐ。
・木造住宅の耐震化は、費用負担を大幅に軽減する助成が普及の鍵。
・空き家やブロッケ塀などを診断(ひび割れ、傾き、欠落)し安全マップを作成する。
・本震でどこがどのように壊れたか(どこが弱かったか)、余震でさらにどこがどのように壊れて
いったかを調べ、耐震化のガイドラインを見直す。
・屋根に雪があるときの壊れ方を調べてガイドラインを作成する。
・倒壊しても生存スペースがどこにどれだけ残るかの目安を調べてガイドラインを作る。
<アウトドアライフの体験>
・登山やキャンプなどのアウトドア体験をしていると、避難所や野外での集団生活に馴染みやす
い。どこでも寝れる、非常食に慣れる、電気やガスを使わなで自炊できる。
<生活に役に立つ科学の普及>
・上下水道が使えなくなると、生きていく上で必要な飲み水とトイレにまず困る。耐震化された貯水
施設や井戸と雨水や川の水などを浄水する機器を普及させたい。
・水なしで使える簡易トイレには、バイオの力で糞尿を分解する方法と凝固剤で糞尿を固める方法
などがあり普及させたい。
・夜は灯りがないと不安なので、ガソリンを使う発電機だけでなく、持ち込みできる高出力のソー
ラー発電機や風力発電機と蓄電池を開発してもらいたい。
・活断層があることは分かっていても、いつ起きるのかは正確に予測できていない。隣り合う岩盤
に圧力がかかると、岩盤にひび割れなどのひずみが発生したり高密度になると考えられる。
MRIで人体を透視するように地球内部を透視する測定技術、温度や密度などの物性の変化を
捉える技術を早急に開発してもらいたい。
●被災時のストレスを減らす
<安心して休める場所の確保>
・妊婦さんや小さな乳幼児を抱えた家族、持病や障害がある人を抱えた家族、ペットがいる家族
は、周りに迷惑をかけることを心配して、避難所の中に入れない人が多い。
地震の被害が少ない周りの市町村の施設(ホテルなど)で一時的に受け入れてもらいたい。
・残念ながら、避難している家を狙った空き巣の被害が発生している。他県の警察だけでは足りな
いので、警察OBや地元をよく知っている町内会などの地域コミュニティが協力してパトロールす
る。
<情報発信のあり方>
・避難生活に必要な情報は、避難所にいる人たちより、家に残っている人や自主避難している人
に届きにくい。どうやって情報を届けるか、どんな情報を必要としているのか。地域のラジオ局
やFM局、新聞社などと連携して、正しい情報、必要とされている情報を収集・吟味し発信する。
情報の御用聞き役が情報の発信元と受取人の橋渡し役をする。
Posted by 中嶋 at 13:02│Comments(0)
│中嶋