第37回合唱団こぶし定期演奏会「うたの夕べ」

中嶋

2016年07月27日 10:37

7月9日(土)13:30から岩見沢市文化センター(中ホール)で開催された演奏会に初参加。
大人だけの合唱団にはない”普段着の音楽会”を楽しんだ。

■超満員
 まず、驚いたのは客席の最前列から最後列までびっしり席が埋まり熱気むんむんしていた
ことである。特に、小さな子供、親、祖父母と家族ぐるみの参加者が多く賑やかだった。
一般の音楽会では幼児の入場を断っているが、子どもの泣き声も許容する懐の深さ、暮らし
の中の音楽会を呈していた。

■幼稚園児との微笑ましい共演
 オープニングの幕が上がると、27名の団員の前に43名の園児が並んでいた。Tシャッに
色とりどりのスカーフを首周りに付けた園児を見て、「わぁ 可愛い!」と会場中にあたたかい
笑顔があふれていた。園児は元気よく大人たちと一緒に歌った。音が多少ずれてもご愛敬、
可愛い歌声にはかないません。
 園児は最後の2曲で再登場。白のワイシャツに黒のロングスカート・パンツの正装で登場す
ると、客席の家族が自分の子供(孫)を見つけて喜んでいた。大人と一緒に「そんな町へ」と
「ねがい」を合唱。「そんな町へ」は手話付き、舞台と客席が一体となって手話の手遊びを楽
しんだ。「ねがい」は園児にとって歌詞が難しく覚えるのに苦労したが、練習を重ねてしっかり
歌えるようになったとのこと、1、2、4番は一緒に歌い、3番は大人だけで歌い工夫していた。
園児が舞台に立つだけで、大人達はこんなにも喜ぶ。園児との共演が18年も続いているこ
とに感心した。これからも続けてほしい。

■多彩な選曲の妙
 女声合唱、男声合唱、混声合唱、子どもとの合唱、子どもの合唱 とそれぞれに相応しい
選曲がなされ、それぞれの味わいを感じることができた。子どもから大人までの幅広い層に
受け入れられたと思う。

感動をありがとう!

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