さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2023年11月20日

2023北海道合唱団定期演奏会を聴いて

猛暑の8月25~27日に札幌で開催された日本のうたごえ祭典(以降、祭典と呼ぶ)
のお礼報告を兼ねた標記の演奏会が11月18日、サンプラザコンサートホールで
開かれた。客席は北海道合唱団の演奏会を楽しみにしていた観客でほぼ満員。
祭典からまだ二ヶ月半しかたっていないのに、全曲を暗譜、安定した歌唱力で心の
こもった演奏を聴かせてくれた。

第1部はよく知られている曲が中心。
オープニングは「愛の花」。2023年前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主題歌。
聞き慣れ親しんだ優しいメロディがすっと心に入ってくる。
続いて唱歌メドレー「ふるさとの四季」より秋にちなんだ「村祭り、紅葉」などで童心に帰る。
平和を求めるうたごえ合唱団として「戦争をなくしたい」という思いが込められた曲「ただ
私のねがうことは」なども演奏。

第2部はゲストステージ。モンゴルの伝統楽器「馬頭琴」奏者の嵯峨治彦さんの演奏。
モンゴルの民族衣装姿で颯爽と登場。独特な喉歌(ホーミー)を交えての演奏も。特に
「駿馬ジョノン・ハル」は圧巻。疾走する馬の動き、馬のいななきが目の前に浮かび上
がるような臨場感。たった2弦だけで表現する。素晴らしいとしか言いようがない。
歌唱力もなかなかなもの。特に低音の響きも楽しませてもらった。異文化、大陸の風が
駆け抜けた。

第3部は祭典で演奏された合唱曲の中から選りすぐりの7曲。色とりどりの祭典Tシャッ
を着た30名の北海道合唱団員に15名の演奏団員(わが合唱団からの3名も含む)も
加わって大合唱。聞いたことがある曲、歌ったことがある曲を改めて聴いていると、
じっくり味わうことができて感慨深い。

「和やかな気持ちになれた」、「励まされた」。感動をありがとう!
  


Posted by 中嶋 at 12:11Comments(0)中嶋