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日記・一般  |札幌市北区

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2024年04月22日

町内会総会の裏方・表方

 昨日、10時から南沢福祉会館で当町内会の定期総会が開催された。
総会が無事に終わると、総会の裏方、表方に関わってきたので肩の荷が下りた。
 総会の事前準備として議案書を作成した。各部長から活動報告書などを集め、
パソコンで編集、世帯数分の印刷。全12頁になったのでホッチキスで1部ずつ
綴じた。このままではホッチキス針が凸凹していて手指にひっかかる。金槌でた
たいて滑らかにした。全て手作業。
 その議案書は総会で総務部長が説明することになっているが、都合がつかず、
急遽、私に代役が回ってきた。総会前日、聴いてくださる人たちに少しでも分か
りやすく伝わるようにと、要点を絞り、ストーリーを組み立てた。
 当日は議長をお願いしていた前会長の進行でスタート。
1年間の事業報告と今年度の事業計画・事業予算は私、決算報告は会計部長が
説明した。質疑応答は会長に対応してもらった。総会には役員以外の人も参加。
特に前会長、前総務部長の発言はなるほどと感心した。実績に裏打ちされた重
みを感じた。たまには役員以外から意見を聞くのも参考になっていいものだ。
提案事項の質疑応答では、いろいろな視点から活発に意見交換がなされた。
最終的に、提案の趣旨を理解して頂き、原案通りに決まりほっとした。
総会の裏方、表方を通して、総務部長の任務の重さを痛感した。
  


Posted by 中嶋 at 21:02Comments(0)中嶋

2024年04月16日

皆が心から納得するには

その答えが得られる1冊の書籍を紹介したい。永井孝尚氏の著書「世界のエリ
ートが学んでいる教養書必読100冊を1冊にまとめてみた」。
旧友から送られてきた650頁の分厚い本。1日や2日かで読める頁数ではない。
まとまった時間が取れた4日間で読み切った。

あらゆる「知の追及」の出発点であるソクラテスから最新のAI,遺伝子改変技術
まで幅広く網羅している。
「私たちが日々遭遇する多くの問題は、知識や経験だけで考えても答えは出せない。
教養を身に着ければこれが変わる」に惹きこまれた。その通りかもしれないと思った。
過去の賢人たちが蓄積してきた知識の宝庫(名著)を読めば、見えなかった問題と
対応策が見えてくる。教養を身に着けると、問題の本質を構造的に捉えられるように
なるからである。知的好奇心がどんどん膨らんできた。
分厚い壁と思っていたが、
・1編は約6頁
・難しい理論を分かりやすく
・構成が思考の流れに沿って体系的
・「はじめに」で本の主旨を明確に伝える
という著者の読みやすくするための工夫によって突破することができた。

特に、問い「意見が分かれているチームをどうまとめればよいか」に対して、
・多数決は必ず不満な人が出て後に大きな問題になる。
・一方、異論を抑えた折衷案では成果が出ないことが多い。
・むしろ、異論を持ち寄り徹底的に議論して全員が納得する合意をつくるべき。
この3番目の考え方は、ルソーの「一般意思」と呼ばれている。
結論を急がず、発言者の意見を尊重(最後まで聞く、対等、建設的)しあう環境
で叶うだろう。
目先の利益ばかりに注目せず、同じ志で結びついていることに立ち返ると、
本質的に大事にしたいことが見えてくる。このような話し合いの鍛錬は様々な場
で今こそ必要とされているのではないだろうか。不寛容な社会が解消されれば、
一人一人が伸び伸びと暮らせるようになる。自分の持っている能力が生かされ
発展するだろう。

時代を超えて受け継がれてきた名著は、今を生きる私達にも十分役に立つ考え
方が詰まっているので是非読んでもらいたい。お薦めです!
  


Posted by 中嶋 at 19:38Comments(0)中嶋

2024年04月10日

新たな出会いに感謝!

 前回、紹介したDVDは学生時代のサークルの後輩が送ってきた。
彼が撮影した約2千枚のサークル活動の写真にBGMを取り入れたフォトムービー。
サークルメンバーの表情が生き生きと描き出され、それにBGMが入ることで臨場感
が増している。

 彼は私より8歳も年下、サークルでは一緒に活動していないし、一度も会ったこと
がないので、私にDVDを送ってくれたこと自体、嬉しい驚きだった。
彼と同世代の仲間たちにDVDを送ってもらいたいと頼まれたので、名簿から50名
ほどの該当者を選びコピー版を送った。

 その後、次々とお礼のメールが届いた。一度も会ったことがない後輩たちだが、DVD
を通して心を通わすことができたような気がする。
DVDを送ってくれた後輩、DVDを見て返信してくれた後輩たち、ありがとう!
  


Posted by 中嶋 at 13:38Comments(0)中嶋

2024年03月15日

DVDディスクに書き込めた

USBメモリへの書き込みと同様に、パソコン内のデータはDVDディスクに
ドラッグ・ドロップするだけで書き込めると思っていた。もうひと手間かかる
ことが後で分かった。

「ディスクに書き込む準備ができたファイル」と表示されたが、次に行える
操作が分からない。パソコンを購入した電機屋に問い合わせると、専用
のソフトが必要とのこと。ネットで調べると、Power2Goなどのオーサリング
ソフト(音声、動画、写真、文書などを組み合わせてディジタルコンテンツの
メディアを制作する)がいくつも出てきた。パソコンのデータをDVDディスク
にコピーするだけなのに高機能すぎる。もっと簡単にできないものかと、
ネットでNECサービスサポートのQ&A検索をすると解決策を見出せた。
操作が分からなくなった画面の「・・・」(もっと見る)をクリックして表示される
一覧から「書き込みを完了する」をクリックすればよい。
その後の操作は画面の案内に従っていって無事に完了した。
引っかかったのはたった一つの画面での操作だった。もっと分かりやすく次に
行う操作を案内してもらいたい。メーカーさん改善をお願いします。

時間はかかったが。DVDディスクに書き込むことができた。今後はスムーズに
DVDディスクに書き込める目途が立ったので嬉しい。
  


Posted by 中嶋 at 21:32Comments(0)中嶋

2024年03月04日

見通しが良くなった!生活道路

パートナーシップ排雪を利用して、町内会の生活道路を排雪した。
この制度は年に1回しか利用できないので、排雪業者とシーズン契約を
結んでいる世帯もある。そうでない世帯が多いので道幅が広い所と狭い
所がある。路面は深いワダチができてデコボコしている所もある。
この制度を利用すると、そんな問題(悩み)は一気に解決する。
町内会の全ての生活道路が一律にきれいに排雪されるので、多くの人が
待ち望んでいる。

私は担当役員として、申請、覚書の取り交わし、排雪作業に立ちあった。
排雪予定日を回覧で知らせた。ところが、予定日前日の夜から翌日にか
けて大雪のため受託業者も駆り出されることになり中止になった。中止
案内を至急回覧。自然相手なので仕方ないが、楽しみにしていた人はが
っかりしていた。

1日遅れでスタート。今年は業者が変わったので、去年までとやり方が
異なる。内側の道路を先に排雪してから外周道路を排雪していた。ダンプカー
も少なかった。作業終了後に見回ると、2割程度しか終わっていない。現場
責任者に連絡すると、2月いっぱいかかるとのことだったので、作業期間
延長を至急回覧。
2日目は我が家が面する道路の排雪も行われた。昨年までは11トンのダン
プカーが隊列を組んで生活道路に入ってきた。大型のロータリで雪山をガン
ガン吸い込み、並走するダンプカーに吹き付けていた。今年はタイヤショベル
と小型のロータリでダンプカーに雪を積み込んでいたので、いつ終わったのか
分からないほど静かだった。それでも作業終了後に見回ると、スワン公園側
の外周道路以外の全ての生活道路はほぼ道幅が一様に広がっていた。自宅周
りに取り残された雪を片付けている人に話しかけると、「車が歩道にはみ出て
いた所は避けて排雪していたけれど仕方ないね」と教えてくれた。
3日目は残っていた所の排雪中心。交通整理している人は寒い中、無線で連絡
を取りあい、車と人を誘導していた。ご苦労様。話しかけると「人手が足り
ないので、グレーダはあるけれど操作できる人がいない」と内幕を明かして
くれた。
4日目は仕上げ。グレーダで圧雪した路面を削り平らにする。他の業者の協力
でグレーダを出してくれた。ガリガリと圧雪を削ると、固い小さな雪山が次か
ら次にできる。それをタイヤショベルで集める見事な連携作業。道路に駐車し
ている車のお宅に行ってどけてもらった。
担当役員なので気軽に話しかけることができた。

1km強の生活道路は見違えるように広くなり見通しが良くなった。
4日間に渡る排雪作業中は町内会の皆さんにご不便をおかけしたが、
協力して頂いたことに感謝します。

*パートナーシップ排雪とは、地域、札幌市、受託業者が連携して、
生活道路を排雪することにより、快適な冬季生活環境を創出する制度。
  


Posted by 中嶋 at 18:13Comments(0)中嶋

2024年02月27日

ピンからキリまで

小・中の同級生から絵葉書が届いた。
自分が所属するクラブの写真展が銀座で開催されるという案内状(葉書)。
裏面には8枚の様々な花の写真が添えられていた。
一瞬、プロの写真かと勘違いするほど見事な出来栄え。
花本来の生命力、美しさを高度な技法を使って表現している。
趣味で写真をやっているとは聞いていたが、ここまで上達しているとは・・・
感銘を受けたそんな友人を誇りに思う。

それに比べて、私の写真は見劣りがする。
私が所属する機関紙に自分が撮った写真も載せている。
パソコン画面の写真と印刷した写真では明るさなどが異なるため、パソコンで
明るさやコントラストを調整し、ベターな写真になるまで試し刷りを繰り返す。
後で調整しなくても済むように一発で良い写真が撮れればいいのだが・・・。
ピンとキリの話でした。
  


Posted by 中嶋 at 15:42Comments(0)中嶋

2024年02月10日

札幌雪祭りー多彩な雪像に感動!

昨日、大通公園で開催されている札幌雪祭りを見物した。
平日にもかかわらず、友達グループ、家族連れ、海外の観光客など大勢の人たちが行きかい賑
わっていた。
圧巻の大雪像に驚き、芸術的な雪像に魅入り、ほっこりする雪像に笑顔がこぼれていた。お気に
入りの雪像の前で、カメラを向ける人、交互に撮り合う人たち、自撮り棒を使っている人が多かった。
それぞれ思い思いに記念写真を楽しんでいた。
見どころはゴールデンカムイや疾走するサラブレットなどの大雪像だけでない。市民による小雪像、
工芸家による芸術的な小雪像、外国人のお国柄が表現された中雪像なども。多種多様な雪像の
中に自分にお気に入りの雪像はきっと見つかるはず。多様性っていいな~。
雪祭りの楽しみは雪像を眺めるだけではない。雪で作られた坂のチューブ滑り。子供だけでなく
大人も楽しんでいた。また、道内各地のグルメも出店。ホットワイン、ホットミルク、甘酒なども飲める。
私は白い湯気が立ち込めて美味しそうな甘酒で体も心も温まった。

屋外の会場なので仕方ないが、歩道から会場内に入る所に段差ができていた。大勢の人が踏みし
めて固くなり滑りやすくなっているところには大量の滑り止めの砂が撒かれていたので転倒者は見
かけなかったが、足が不自由な人には厳しい。

札幌で暮らしていると、雪祭りは珍しくないが、改めて参加すると、新たな発見、再認識もある。
雪祭りは明日が最終日、気が向いたらお出かけになられてはいかがでしょうか。
  


Posted by 中嶋 at 13:15Comments(0)中嶋

2024年01月25日

二つの嬉しかったこと

一つは爪の再生。
 昨年の8月、足の一つの爪が黒ずんでいることに気づいた。
 転んだ時にできたらしいが、出血しなかったのでその時は気が付かなかった。
 なぜ一つの爪だけ内出血したのか分からないが、掛かり付けの内科の先生
 に診てもらったら元の状態に戻るにはしばらくかかるとのこと。
 痛みはないのでしばらくなにもしなかった。1月のある日、突然爪が自然に剥
 がれ落ちて元のきれいな爪が生えつつあった。
 人間が本来持っている治癒力って凄いな-。歯や他の臓器の治癒力はどう
 なっているのだろう。爪の治癒力の仕組みと何が違うのだろう。それらにも爪
 と同じような治癒力をもたせることができたら嬉しいのだが・・・。

二つ目は助け合い
 冬のごみ当番はゴミステーションの周りの除雪を7時までに終わらせることに
 なっている。ごみ当番だった2週間前の月曜日の7時前にゴミステーションに
 スコップを持って向かった。札幌市の除雪車が残していった固い雪山をスコップ
 で崩しゴミステーションの横に放り投げた。
 早い人はいるもので、既に数個のごみ袋が出されていた。金網製の箱型の
 ゴミステーションなので金網の穴から吹き込んだ雪も、ごみ袋をどけながら
 取り除いた。
 ごみ収集車が行った後に、確認しに行ったところ、ゴミステーションの周りも
 広げて除雪されていた。近所の人がされたと思われる。ごみ当番だけに任せ
 ないでゴミステーションを利用する人たちも関わってくれて嬉しかった。


  


Posted by 中嶋 at 15:51Comments(0)中嶋

2024年01月03日

スマホデビュー

あけましておめでとうございます。
私の拙いブログを愛読してくださり励みになっています。
さて、ソフトバンクの携帯電話が今年の1月末で終了するという
メールや郵便が頻繁に来るので仕方なくスマホに切り替えることにした。
12月16日にソフトバンクのショップで説明を受け契約した。
スマホは携帯電話とパソコンの機能を併せ持つものと高を括っていたが、
全然違う。違う文化を持っている。思いもよらぬメッセージに戸惑っている。
画面がパソコンに比べて小さいので、入力で隣のキーを打ってしまうこともある。
パソコンではアイコンにマウスを近づけると、簡単な説明文が表示されるが、
スマホにはその機能はないようなので躊躇する。写真やLINEもせっかくなので
使ってみたいが、もう少し後になりそうだ。早く使いこなせるようになりたい。

正月早々、能登半島を震源とする大地震と津波により、多数の犠牲者、建物など
の倒壊が発生したという報道に接して心を痛めている。平成20年に大学時代の
同期会で富山県と石川県を訪れている。輪島の朝市、ツインブリッジ、七尾湾の
マリンパークなどを周遊した。そのときののどかな情景を思い出している。
災害はいつどこで起きるかは分からない。心よりお見舞い申し上げます。







  


Posted by 中嶋 at 14:23Comments(0)中嶋

2023年12月18日

第60回北大民研わだち定期演奏会を観て

標記の演奏会が12月16日(土)19時から札幌市北区民センター
区民ホールで開催された。私が大学時代に所属していたサークルなので
後輩たちの演奏会を楽しみにしていた。

出演者は7名。例年になく少ないので寂しかったが、7名でもできることを
精一杯披露してくれた。
演目は、荒馬、八木節、ハイヤ節、三宅島太鼓、JPOPの2曲。
アンコールは八丈太鼓。
人数が多いと集団に頼りがちになりやすいが、少人数では一人一人
が主体的に振舞っていた。

民舞では笛や太鼓のお囃子に乗って、踊り手は明るい掛け声を
かけあって楽しそうに踊っていた。
八木節やハイヤ節の踊り手は腰を素早く上げ下げして軽快に踊っていた。
足腰がふらつくと安定した踊りにならないので、かなり練習を積み上げて
きたと思われる。
三宅島太鼓は太鼓を横向きに置き両面を2人で叩き合う。中腰で
力強く叩く。待機中の者も「ソーレー」と力強い掛け声で叩き手を
励ます。交代しながら叩く。クライマックスは3基の太鼓を6名で
叩く。息がぴったりあって迫力満点。

若者の民舞や太鼓は躍動感が溢れていて、見ている者に元気を与え
てくれる。一人でも多くの若者がその魅力に気付いてほしい。仲間に
加わってもらいたい。
これからも楽しんで続けて欲しい。
ありがとう!

  


Posted by 中嶋 at 20:06Comments(0)中嶋

2023年11月23日

車椅子暮らしに前向きな友人

10月中旬、大学時代の友人から突然、近況報告の手紙が届いたので、
11月下旬に友人が入居している老人ホームを訪問し会ってきました。
入居者80余名の大型施設。案内されて個室に向かった。車椅子に乗った
友人は、ちょうど看護師から手当を受けている最中だった。看護師と
ことばを交わしていなかったので、喋れなくなったのかと心配したが、
看護師は「喋れるようにしました」と言われたので安心した。
処置が終わり友人と顔をあわせると、「ヨォ-」と手を挙げて挨拶。
個室はベッドと机と身の回りの物が置かれていた。クロゼットと車椅子が
使える大きなトイレもあった。
友人は施設のパンフレットなどを持参してロビーでお話しをした。
喉の周りに管をつけていたが、ゆっくりと噛みしめるように話してくれた。
時々、聞き返すと、A4版のホワイトボードを使って筆談になることもあった。
書くということは頭も手も使うのでよいと喜んでいた。

度々施設を漂流したが、やっと三か月前にここの施設にたどり着いた。
雰囲気などはほぼ満足している。と穏やかな表情で話してくれた。
この施設には看護師、介護士、リハビリスタッフが大勢いて、入居者に
てきぱきと優しく寄り添っていることが分かった。訪問者の私にも優しく接
してくれた。
3食の食事は旬のものを取り入れるなど美味しいとのこと。お風呂は
週に2回。外出は楽しみでスタッフが付き添ってくれる。お誕生日会など
のレクレーションも時々ある。

身体はいろいろ不都合を抱えているが、頭はしっかりしている。記録をしっかり
残すためにカメラで、施設内、外出先、訪問者を撮影。リハビリ以外にも自分で
手すりに捕まりながら足を動かす運動をしている。

会うまでは寝たきりで覇気がないのではと心配していたが杞憂に終わった。
車椅子生活になっても周りの人たちに支えられながら、今できることを
楽しんでいるように思えた。個室にはテレビもパソコンも電話もない。
観たい番組だけロビーのテレビで楽しんで。
行って良かった。自分なりに施設暮らしを前向きに楽しんでいることを確認
できた。友人を支えるスタッフ、環境もよさそうなので安心した。


  


Posted by 中嶋 at 16:32Comments(0)中嶋

2023年11月20日

2023北海道合唱団定期演奏会を聴いて

猛暑の8月25~27日に札幌で開催された日本のうたごえ祭典(以降、祭典と呼ぶ)
のお礼報告を兼ねた標記の演奏会が11月18日、サンプラザコンサートホールで
開かれた。客席は北海道合唱団の演奏会を楽しみにしていた観客でほぼ満員。
祭典からまだ二ヶ月半しかたっていないのに、全曲を暗譜、安定した歌唱力で心の
こもった演奏を聴かせてくれた。

第1部はよく知られている曲が中心。
オープニングは「愛の花」。2023年前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主題歌。
聞き慣れ親しんだ優しいメロディがすっと心に入ってくる。
続いて唱歌メドレー「ふるさとの四季」より秋にちなんだ「村祭り、紅葉」などで童心に帰る。
平和を求めるうたごえ合唱団として「戦争をなくしたい」という思いが込められた曲「ただ
私のねがうことは」なども演奏。

第2部はゲストステージ。モンゴルの伝統楽器「馬頭琴」奏者の嵯峨治彦さんの演奏。
モンゴルの民族衣装姿で颯爽と登場。独特な喉歌(ホーミー)を交えての演奏も。特に
「駿馬ジョノン・ハル」は圧巻。疾走する馬の動き、馬のいななきが目の前に浮かび上
がるような臨場感。たった2弦だけで表現する。素晴らしいとしか言いようがない。
歌唱力もなかなかなもの。特に低音の響きも楽しませてもらった。異文化、大陸の風が
駆け抜けた。

第3部は祭典で演奏された合唱曲の中から選りすぐりの7曲。色とりどりの祭典Tシャッ
を着た30名の北海道合唱団員に15名の演奏団員(わが合唱団からの3名も含む)も
加わって大合唱。聞いたことがある曲、歌ったことがある曲を改めて聴いていると、
じっくり味わうことができて感慨深い。

「和やかな気持ちになれた」、「励まされた」。感動をありがとう!
  


Posted by 中嶋 at 12:11Comments(0)中嶋

2023年11月02日

日本のうたごえ祭典in北海道の感想を集めて届ける

 日本のうたごえ祭典in北海道から二か月後の10月末、わが合唱団の
機関紙を「祭典特集号」として発行した。祭典の関わり方や感じ方は人そ
れぞれなので、できるだけ多くの参加者に感想文を書いてもらうことにした。
特に、道外など遠方からの参加者、合同合唱参加者、スタッフ(要員)、
全ての音楽会参加者に絞った。

 私は原稿が届くまでの間、自分が体感したことを、祭典に参加できなかった
人たちにも十分伝わるように文章にまとめた。書き出しは、全体の印象がパッ
と飛び込んでくるようなキャッチフレーズを選んだ。何度も書き直した手書き
文章は40頁以上。

 文章だけでは十分に伝わらないので、仲間が撮ってくれた写真と「うたごえ
新聞社」から数点写真を取り寄せた(ヒタルの会場は撮影禁止)。
原稿が届くたびに、校閲、手書き文章のWORD入力、編集を行った。
最終的には14名から寄稿、全体で14頁に膨らんだ。

 今回初めて買い替えたパソコンとプリンターを使用した。パソコンの画面
ではくっきり映えていても印刷すると暗くなる写真もあった。色調整をして
印刷品質を高めた。ヒタルの背景色が黒だったこともあり大容量の黒のインク
を3個も使った。A4横三つ折りの封筒に用紙を入れるには、用紙を三つ折り
するのだが、7枚の厚手の用紙を三つ折りするには力がいる。
などなどの作業を経て発行に至った。

 一人一人の思いが詰まった文章を紡いでいくと、祭典のイメージが多角的に
生き生きと伝わって頂ければ幸いである。
早速、お礼のメールとお手紙が届いた。嬉しい限りだ。
  


Posted by 中嶋 at 18:51Comments(0)中嶋

2023年10月03日

夕刊よ、長い間ありがとう!

10月から道新の夕刊がなくなり、来なくなった。
50年以上も身近にあった夕刊、楽しみにしていた夕刊。
遂にあなたもなくなるのか。
インターネットの普及、生活スタイルの変化などにより、
夕刊の役割は終えてしまうのか。

いつも決まった時間にバイクや自転車に乗って届けてくれた。
もうそんな時間になったとのか気づかされた。
そんなおじさんの姿はもう見られなくなった。

いろいろな記事が満載の朝刊と異なり夕刊は落ち着いて読めた。
特に、三つのコラムを愛読した。
「今日の話題」は時事問題や社会の話題を掘り下げて解説。
「まど」は庶民の暮らしの中で見つけた、ちょっといい話。
「魚眼図」は大学の先生のエッセイ。
朝刊やインターネット配信に移るものもあるが、寂しい。
どんな形でもいいから復活できないだろうか。

長い間、楽しませてくれてありがとう。
  


Posted by 中嶋 at 19:49Comments(0)中嶋

2023年09月18日

三か月ぶりの散髪

8月25日~27日に開催された「日本のうたごえ祭典in北海道」に自分の持てる力をすべて
出しきった。合同合唱に参加するため10曲も覚えた。少しの時間を見つけては自習。
祭典の裏方として下支え、遠方から来られる仲間を歓迎する集いのとりまとめ、チケット販売
の呼びかけなど。そのため散髪どころではなかった。やっと終了し解放されたが、仲間から
感想文を募集して通信を発行するまではやりきらなければならない。

一昨日、三か月ぶりに散髪しすっきりした。馴染みの店が休みだったので、5年前まで利用
していたお店で散髪してもらった。料金を見て驚いた。馴染みの店は3,500円、それに対
して5,500円。平日より土日祝の方が高い、高すぎる! しかし2回分と思えば高くはない。
別の店を探すのも億劫だ。若い女性が担当してくれるので「まぁ いいか」とこの店に決めた。
凄く丁寧にしてくれるし、仕上げもしてくれた。たっぷり1時間。料金相当のサービスに満足した。

それにしても値上げはあらゆる業種に及んでいる。年金は物価以上に上がりそうもないので、
回数や量を減らすか、安いものを探すかしかないのかもしれない。
  


Posted by 中嶋 at 18:21Comments(0)中嶋

2023年09月04日

パソコンが一ケ月も使えなかった

8月7日、パソコンが突然起動しなくなった。
以前、パソコンがインターネットに繋がらなくなったとき、お世話になったヤマダ
電機にパソコンを持ち込み調べてもらった。無線LAN子機を使うと繋がった。
それ以前からプリンターの調子が悪く、ユーティリティのクリーニングなどを
何度試みても不安定だった。いろいろ設定を変更したら印字もしなくなった。
ついにパソコンまで起動しなくなった。
ヤマダ電機に持ち込むと、ハードディスクが壊れている可能性がある。そうなると
書き込んである膨大なデータが失われ専門業者に出すしかない、10万円以上か
かると脅された。せめてドキュメントファイルだけは復元してほしかった。とりあ
えずパソコンを預けてできるだけの対処をお願いした。
1週間後に電話があり、ハードディスクは動いたのでデータの復元はできるが、
基盤に問題がありそうだと言われた。早速、ヤマダ電機に出かけた。パソコンを
開けて、ハードディスクの検査をすると正常に動くことが確認できたと言われ
ほっとした。データが失われたらお先真っ暗、パソコンを諦めスマホに切り替え
ようとさえ思っていた。
Windowsシステム10は後2年ぐらいしか使えないので、この機会に11の機種
に、プリンターも新しい機種に買い替えることにした。ヤマダ電機にお願いして
ドキュメントデータを新機種に移行してもらった。
本日、ヤマダ電機の人が新しいパソコンとプリンターを持ってきた。各種の設定
もしてもらった。最初に驚いたのは動作が早いこと。メールが大量に溜まっていた。
メールソフトのoutlookは動作が不安定なのでWebmailに代えてもらった。
元のドキュメントファイルが見れた!
約一ケ月もパソコンが使えなかったので、ブログを発行できない、メールの読み書
きができない、プロ野球の一球速報も見れない、など不便だった。作業は紙ベース
でしかできなかった。今やパソコンはなくてはならないものになっていることを
痛感するとともに、ヤマダ電機のプロフェッショナルな対応に感謝する。



  


Posted by 中嶋 at 14:14Comments(0)中嶋

2023年08月04日

信長貴富、新実徳英、木下牧子さんらが札幌にやってくる!

合唱に携わった人、携わっている人なら殆どの人が知っている
日本を代表する音楽家の池辺晋一郎、信長貴富、新実徳英、
井上鑑、木下牧子、寺嶋陸也氏。
その6名が作曲した合唱曲を札幌で聴けるのです。
8月26日18:30からヒタルで開催される「日本のうたごえ祭典」
の特別音楽会Ⅱで全国うたごえ合同が歌います。
池辺晋一郎、信長貴富、新実徳英さんは直接指揮。
井上鑑さんはピアノ伴奏、木下牧子さんは池辺晋一郎さんと鼎談、
3名の指揮者はそれぞれの演奏前にショートスピーチをされます。
寺嶋陸也さんは欠席しますが、ビデオメッセージを寄せてくれます。
6名の音楽家の肉声が聴けるのです、

信長貴富さんは今年のNコン(NHK全国学校音楽コンクール)の
高等学校の部の課題曲「鳥よ空へ」を作曲。

こんな有名人が札幌に来る、日本のうたごえ祭典に来るのです。
見逃せませんね。

  


Posted by 中嶋 at 18:23Comments(0)中嶋

2023年07月26日

輝きを増した私の記事

7月17日発行のうたごえ新聞に私の記事が掲載された。
或る人に頼まれて書き上げた記事は、或る人の修正後、うたごえ新聞社の
編集者によってさらに輝きを増した。
さすがプロは違うな、一番言いたかったことを端的に表現している。
タイトルは記事の内容を深く読み込み一番言いたかったことを具体的に表現。
しかも、特徴的なことを副題に付加。タイトルだけで本文の趣旨を表現しき
っている。人名や固有名詞にはその役割を補足してくれた。長い説明文は分
かりやすい端的なことばで表現された。
読者を惹きつける文章表現を学ばさせてもらった。

記事は、8月に札幌で開催される日本のうたごえ祭典の実行委員会の様子を
まとめたもの。議事録は9頁にも及んだので600字に絞り込むのに試行錯誤
した。

うたごえ新聞はうたごえ発の週刊誌。「音楽は心のときめき、文化は生きる糧」、
「うたごえは生きる力」。
普通に暮らしている人たちの率直な思い-自然の営みへの敬愛、仲間の大切さ、
励まし、喜び、世の中の不条理(戦争、様々な差別など)に対する怒りなど-
を合唱団の演奏活動、うたう会、私とこの歌などで、また、作曲家の池辺晋一郎
さんのエッセイは1,300回以上も連載して伝えている。

特別な人が特別な歌を歌っているわけではない。
うたごえ運動の中から生まれた歌だけでなく、「石狩挽歌」などの歌謡曲を合唱曲
に編曲、日本の歌、民謡、外国の歌も歌っています。

ぜひ、見どころ満載の日本のうたごえ祭典を見に来てください。
8月25日(金)は芸術の森野外ステージここでしか見られない素敵なゲスト
(馬頭琴の嵯峨治彦さん、バンドゥーラのナターシャ・グジーさん、ピアノの
井上鑑さんの共演)など。
8月26日(土)は豪華なヒタルで作曲家の池辺晋一郎さん、信長貴富さん、
新実徳英さんが全国合唱団を指揮、などなど。今からワクワクします。
  


Posted by 中嶋 at 14:24Comments(0)中嶋

2023年07月23日

南沢ラベンダーまつり

 7月16日(日)、東海大学札幌のラベンダー畑(2,600株)で開催
された第14回南沢ラベンダーまつりに出かけた。
コロナ渦で中止になった年もあったので数年ぶりになる。
 ラベンダーの香りを楽しんでいる人たち、記念写真を撮っている人たち、
どなたも穏やか表情をしていて、時間がゆっくり流れていた。
近づいてよく見ると蜜蜂がラベンダーの周りを飛び交っている。
蜂もラベンダーも喜んでいるようだ。
 もう一つの楽しみは学生によるラベンダーコンサート。お揃いの薄紫色
のTシャッ姿の学生たちがお馴染みの曲を吹奏楽でダイナミックに演奏。
傍で見ていた小さな子供が軽快なリズムに合わせて踊る微笑ましい一幕
もあった。
 午後からはヨサコイソーランの演舞もあったようだ。東海大はラベンダー
見学者用に学生の駐車場を解放するなど学生との交流もあって大学に親
しみを感じた。
  


Posted by 中嶋 at 17:58Comments(0)中嶋

2023年07月13日

心に染み入る馬頭琴の響き

6月末、日本のうたごえ祭典in北海道実行委員会の冒頭、
ゲストとしてお迎えした馬頭琴奏者嵯峨治彦さんの演奏に
心を打たれた。
馬頭琴とは草原のチェロとも呼ばれるモンゴルの民族楽器。
ホーミーという独特な喉歌を交えて3曲演奏。
特に感銘を受けたのは「ジョノンハル(黒い駿馬)」という曲。
2弦を巧みに使って馬の躍動的な動きを豊かに表現。
勇猛に草原を駆け抜ける馬の情景が目の前に浮かび上がる。
嘶きも奏でるから驚きだ。
心に染み入る演奏に大勢の参加者から惜しみない拍手が送られた。

こんな素晴らしい演奏が、8月25日(金)夕方から芸術の森の
野外ステージで聴けます。森の中に響き渡る演奏をお楽しみください。
その他にもウクライナ出身のナターシャー・グジーさんの
バンドゥ-ラ演奏、全国共同合同の「風の太鼓」、韓国訪日合唱団、
全国合同合唱など魅力的なプログラムを多数用意しています。
二度と聞けないような素晴らしい演奏を聴きに来られませんか。

  


Posted by 中嶋 at 17:19Comments(0)中嶋