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日記・一般  |札幌市北区

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2012年12月10日

若さあふれる民舞と合唱

一昨日、吹雪でバスがなかなか来ないため標記の演奏会に間に合うか心配したが、なんとか間に合った。大学の後輩たちの定期演奏会は琴似のコンカリーニョで開かれた。天候が悪いため開演前は空席が目立ったものの徐々に埋まってきた。この会場はこじんまりとしていて舞台と近いため演奏者の息遣いが身近に感じられる。

それぞれ踊る衣装を身に付けた団員達による合唱で幕が落とされた。キーボードとギターの伴奏で声がよく出ていて実に伸びやかな合唱だ。
五つの民舞が披露された。沖縄の「国頭さばくい」は初めて見たが、アコーディオンと太鼓の囃子で、踊り手が朗々と歌いながら腰を低くして力強い舞だった。
「秋田音頭」は太鼓、鉦、笛の囃子で柔術の型を取り入れた舞。片足立ちのバランスは難しそうだったが、地口と呼ばれる唄はその時々の思いを込めて変わるので面白い。
「鬼剣舞」は角が無いお面を付けて掛け声を発しながらの勇壮な舞だ。
「三宅島太鼓」はこれぞ和太鼓の魅力。一基の太鼓を2人で叩く、1人は腰を低くしてリズムを取りながら思いっきり叩く。もう一人は小刻みにリズムをとりながら控えめに叩く。交代しながら次々と叩く。クライマックスでは3基の太鼓を6人で叩く。腹の底に響く轟きは和太鼓ならではのものだ。場内は力強い太鼓の音に包まれた。
青森県の「荒馬」も圧巻だった。太鼓と4人の笛、ちゃっぱの囃子に合わせて、馬役の男性とはねと役の女性が舞台狭しと飛び跳ねる。春の訪れを待ちわびた喜びで満ち満ちていた。

「うたう会」では団員が客席に降りてきて、通路側の観客に同じ目線で親しそうに話しかけ観客と一緒に歌った。お互いに笑顔になり舞台と客席が一体となった。

この舞台を最後に3年生は引退するが、1年生が12名も入ったので、きちんと引き継がれていくと思う。夏休み明けから練習に励んできたとのことだが、練習の成果は十分に発揮されていた。お疲れ様でした。そしてありがとう。


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Posted by 中嶋 at 12:52│Comments(0)中嶋
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