さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2008年04月27日

東海大学の公開講座「山菜取りと試食会」

昨日、東海大学で開かれた「山菜取りと試食会」に参加しました。去年にも増して大勢の参加者で溢れ会場の教室は賑わっていました。元気な高齢者、特に女性が多かった。小さな子供連れの家族も数組来ていました。西村副学長の話によると、参加者は150名を越えたそうです。南区の緑苑大学(高齢者教室)からも大勢の方が来られたとのことです。

西村副学長の案内で大学の実習林「光風園」に入って行きました。坂を下るにつれて山菜が目に付くようになってきました。コバルトブルーのエゾエンゴサクが可憐に群生していたので夢中になって採りました。甘い香りがするユキグサ(アズキナ)も群生していました。似たような形をしている毒草の見分け方を教えてもらいましたが、それぞれ立派な形をしていたり、可憐な形をしているので素人では判別が難しいと思った。

参加者は100m位の長蛇の列になったので、西村副学長の説明を聞けなかった人もいましたが、お互いに話しあったり、杖をついている人を支えあったりして、楽しそうに歩いていました。爽やかな春の風と温かなこごれ日を浴びて実に気持ちが良かった。

光風園の次はオオイタドリが群生しているサッカー場横の斜面に向った。4、5cmに成長した紅色のふっくらした芽を摘みました。各自が採集したエゾエンゴサクとオオイタドリの芽は玄関ロビーに用意された籠に分別して入れられ学食の調理場に運ばれていった。

山菜料理が出来上がるまでの1時間は西村副学長による講演で、北海道で採れる山菜の特徴、道産食材活用の取組み事例について、スライドを使って分かりやすく説明してくれました。行者にんにくの匂いは調理法で解消できるそうです。行者にんにくを使用した餃子を食べてみたい。

学食に行くと、テーブルの上にお弁当が並べられていました。その中には大学側が事前に用意した山菜のテンプラも含まれていました。参加者が採取したばかりの山菜のテンプラは共通のテーブルに山盛りになっていましたが、あっという間になくなり何度もできたばかりのテンプラが運ばれて来ました。ボリューム満点の料理ではあったが、どなたも食欲が進み美味しく頂いていました。お茶はヤーコンの葉を煎じたもので山菜に合って美味しかった。

今年も東海大学のご好意で楽しまさせて頂きました。学生さんも案内などで支援してくれ益々東海大学が身近な存在になってきました。
  


Posted by 中嶋 at 15:18Comments(0)中嶋