さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2019年12月18日

若さ溢れる 第56回北大民謡研究会合唱団わだち定期演奏会

12月7日、サンプラザホールで開催された標記の演奏会に参加。
20歳前後の学生が繰り出す舞台はひたむきで若さが溢れていた。
毎年、新入生が入り、在校生は進級し後輩たちを指導するので、
同じ民舞でも年によって変わる。それが楽しみで毎年参加している。

民舞は岩手県の鬼剣舞、鳥取県の傘踊り、北海道のソーラン節、
群馬県の八木節、埼玉県の屋台囃子。
合唱は混声四部でJPOPの3曲、お客さんと一緒にうたう会。

学生の民舞に泥臭さは感じられないかもしれないが、若さ溢れる
切れのある動き、力強さ、ひたむきさ、笑顔などに惹きつけられる。
笛や太鼓なども聞きごたえがあり、短期間で習得したことに驚く。
出演者は1~3年生の22名と少ないもののそれを感じさせない。
一人で複数の民舞を掛け持ちしているので、各民舞ともそれなりの
踊り手がいて舞台狭しと踊る。

圧巻は屋台囃子、6基の宮太鼓、5基の小締太鼓、笛、鉦が織りなす
響きは迫力満点、和太鼓の図太い力強い響きに笛・鉦の澄んだ響き
はお腹で感じた。
八木節は全員総出で賑やか。4組の夫婦の踊り、笛・太鼓・鉦など
のお囃子、源太役の唄は実に楽しそうで一体感があった。
ソーラン節はニシン魚の一連の作業を7名の踊り、太鼓、アコーディ
オン、唄で表現。漁師役の踊り手の掛け声は良く通り、息が合って
いていた。力を合わせた動きに大漁を確信した。
合唱は自分たちで編曲し、自分たちの特技を生かした楽器で伴奏。
今年はなんとファゴットが初登場。

このように一人一人が自由な心で演目を楽しんでいる。
終演後、全団員のお見送り、どの顔も輝いていた。やりきったという
達成感とともにお客さんへの感謝の気持ちが満ち溢れていた。
こちらこそありがとう、お疲れ様。

  


Posted by 中嶋 at 15:02Comments(0)中嶋